ミュトス(Mythos)とは何か
「ミュトス(Mythos)」は、古代ギリシャ語で「神話」「物語」「語り伝えられるもの」を意味する言葉です。一方、自然を観察し、法則や原因を「ロゴス(Logos)」によって探求するようになりました。
「ミュトス(Mythos)」と「ロゴス(Logos)」は、古代ギリシャの哲学において対比される言葉です。
米アンソロピック社が開発した次世代の大規模言語モデル(AI)「Claude Mythos」の名称としても用いられ、「人間がまだ気づけない領域を扱うもの」「神話的な存在」という意味が込められています。
アンソロピックのClaude Mythosとは
米新興AI企業アンソロピックは、企業価値が日本円で約150兆円に達し、ChatGPTのオープンAIを上回りました。
最強AIモデル「クロード・ミュトス」の開発力が高く評価され、早ければ今秋にも上場(IPO)を目指す動きを見せています。
アンソロピックの驚異的な資産価値と「ミュトス」に関する注目ポイントは以下の通りです。
● アンソロピックの企業価値と上場動向企業評価額: 9650億ドル(約150兆円)に達し、ライバルのオープンAIの評価額を上回りました。
● IPOへの動き: 6月1日に米国証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を申請し、早ければ今秋にも上場する見通しです。
● 資金調達: AI開発とインフラ増強の資金を確保するため、約10兆円規模の資金調達も発表しています。
● 最強モデル「ミュトス」の展開一般公開の制限: 「クロード・ミュトス」はサイバーセキュリティ能力が極めて高く、悪用懸念からアンソロピック自身が一般公開を見送った最強モデルです。
● 利用の拡大: 当初は米国の政府機関や一部企業に限られていましたが、日本を含む15カ国以上の200社・組織へ提供先が拡大されました。
● 日本での活用: 日本政府や国内の大手金融機関(メガバンクなど)もアクセス権を与えられ、金融インフラの安全確保などの対策が官民連携で進行中です。
今後のAI業界を牽引する超大型IPOとして世界中から注目を集めています。
私が感じたAI時代の変化
今、人類が創造した人工知能という道具は、まさにミュトスの意味する「人間がまだ気づけない領域への扉を開けた」と私は感じました。
私なりにどういうことかということを解説します。私の勝手な解釈ですので、悪しからず。
このブログ(68歳の夢ブログ)で、マズローの5段階欲求という投稿記事の中に、「誰でも願望として“知ってもらいたいこと” と “知られたくないこと” がある」と書きました。
国家レベルであれば、“知られたくないこと”の情報は国家間の自由競争や紛争解決には不可欠な機密情報です。個人レベルでも然りですが、これらの情報の扱いには、情報を適切に収集、評価、利用、発信する能力、つまり情報リテラシーを身につける必要があります。
ところが、国家レベルであれ、個人レベルであれ、この機密という情報をいとも簡単にオープンにしてしまうようなAI、つまり「Claude Mythos」が出現したと私は思いました。
情報はオープン化へ向かうのか
現在確認できる情報では、アンソロピックはIPO申請を行っていますが、Claude Mythosについては「高度なサイバーセキュリティ能力を持つモデル」として限定提供が進められている段階です。一般公開されたAIではなく、「国家機密や個人の秘密を簡単に暴露するAI」であることが確認されたわけではありません。
もし、このAIが更に進化し普及して行ったら、どうなるでしょうか?
きっと、“知られたくないこと” が即座にオープンとなってしまい、人間の欲望は、SNSでは “知られたくないこと” から “知ってもらいたいこと” の方へシフトして行くんじゃないかな?・・・と素朴に思います。
未来は明るいのか暗いのか
AIの進化を止めることはできないでしょう。しかし、それをどう使うかは人間次第です。
これから人類が情報をオープン化していくのか、それともセキュリティをいっそう強化していくのかは、現時点では私にはわかりません。
しかし、人間が隠しておきたい情報まで扱える時代が来るのは確かだと思います。
68歳になった私も、AIという新しい道具を学びながら、人類がどの方向へ進んでいくのかを見届けたいと思っています。
読者の皆さんは、AIが広がる未来をどのように想像されますか。
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