2025総裁選の結末

2025総裁選の結末 政治・経済(民族・国家的)な話

高市早苗氏 女性初総裁が誕生

10月4日、高市新総裁が誕生しました。

TVでのコメンテイターの予測、SNS上での予測等いろいろありました。形勢としては議員票の動向報道が先行して、投票日の前日まで小泉候補が優勢とのことでした。

今回、自民党は解党的出直しを掲げて国民の声(自民党にとっては党員の声)を聴くということでフルスペック方式(党員票と議員票が半々)を採用したのであれば、決選投票では党員票を他の候補者より引き離して獲得したら議員票もそちらに動くと思っていました。

もし、前回のような結果になれば、解党的出直しではありません。

これって、誰でもわかる論理ですよね。

大統領制ではなく議院内閣制ですから、国民が直接は投票はできないですが、党員の声が結果的には国民の声になりますよね。

さあ、投票結果はどうでしょう。

第1回投票結果

議員票党員・党友票合計
高市早苗氏64119183
小泉進次郎氏8084164
林芳正氏7262134

決選投票結果

議員票都道府県連票合計
高市早苗氏14936185
小泉進次郎氏14511156

上記の結果から誰でもわかる論理高市新総裁が誕生しました。

ただ、この誰でもわかる論理に至るまでには、議員票という派閥(現在は旧派閥、政策集団?)の論理が加わる票があります。

以下に投票日前日での予測をChatGPTに質問しました。
きっと、ChatGPTでも派閥の論理を加えての回答は正確な情報提供がない限り難しいものと思います。

最初の赤文字のテキストChatGPTへの質問です。

・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
今日(10月3日)時点の最終情報として総裁選はどうなりますか。

ChatGPT:
2025年10月時点での報道・分析をもとに、現状の総裁選の「最新見通し」と「注目点」を整理します。ただし、最終結果はまだ確定しておらず、流動性が高いことを前提にしてください。


背景・今の流れ

  • 現職の石破茂首相は、与党の選挙での大敗を受けて首相辞任を表明しています。
  • 自民党は、総裁選を通じて新しい党/政府リーダーを選び、そのリーダーが次期首相となる見込みです(与党第一党としての通例)。
  • 総裁選のスケジュールは、自民党公式サイトにも掲載されており、10月4日に開票される予定とされています。
  • 候補者としては 小泉進次郎高市早苗、あるいは 林芳正、そして 河野太郎林芳正 なども名前が挙げられています。特に小泉進次郎と高市早苗が注目度が高く、支持動向が二分しているという報道が多いです。

見通し(暫定的な優勢予測)

現時点では以下のような予測が多く報じられています:

候補者強み・支持基盤弱点・懸念見通し
小泉進次郎若さ・刷新イメージ、議員票での影響力が強いという見方 フィナンシャル・タイムズ+2Reuters+2党員票・地方票でどこまで支持が伸びるかが課題議員票主体の戦いで優勢という観測も多い
高市早苗党員・党友層(草の根層)での支持強さ、保守支持基盤の固さ フィナンシャル・タイムズ+2Reuters+2議員票での取り込みがやや劣勢と見る報道も党員票で逆転を狙う戦略に注目
林芳正経験・調整力で「第三極」的支持を受ける可能性も支持基盤が限定的で大きな飛躍には材料が必要決選投票や分裂票拾いの候補として浮上の可能性

多くの報道では 小泉進次郎優勢 の見方が強く、特に議員票での支持を根拠にする傾向があります。 フィナンシャル・タイムズ+2Reuters+2
ただし、草の根票(党員・県連支持)で高市氏の底力を甘く見てはいけないとの分析も根強くあります。 フィナンシャル・タイムズ+2Reuters+2

また、総裁選ルールの「議員票+党員票」の配分・決選投票方式が、票の割れ方・相乗効果次第で結果を大きく左右する可能性があると報じられています。 フィナンシャル・タイムズ+2Reuters+2


注目すべき要因・不確実性

  • 議員票 vs 党員票の配分・比重:両者の支持動向のズレが大きい場合、逆転が生じる可能性。
  • 決選投票の展開:1回目で過半数を取れずに上位2名で決選投票に進むケースでは、中位~下位候補の支持が決定的になる。
  • 派閥・支持団体の動き:派閥間の調整、推薦人の割り振り、当日朝の票読みなど「裏側の動き」が結果に影響しやすい。
  • 世論・メディアの反応:草の根支持の動揺・反発が票に影響する可能性。
  • 仮に総裁選で勝った場合の政権運営戦略:新体制が、与党内統制や政策実行力をどこまで示せるかが、支持基盤の維持・拡大に直結する。

もし私が現時点で「最も可能性が高い」シナリオを挙げるならば、小泉進次郎が次期総裁・首相になる可能性が高いという観測が多い、というのが「世論・報道ベース」の見方です。ただし、高市早苗が草の根層を固めて逆転する筋も十分警戒すべきシナリオです。

もしよければ、党員票・議員票の最近の支持動向を具体数字で見てみましょうか?それも含めて、より精緻な予測を一緒に見ていけます。

あなた:
お願いします。

ChatGPT:
党員票/議員票の最近の情勢を報道・分析から整理します。ただし、数字の確定値は公表されていないので、「報道ベースの見解」が中心になります。

総裁選の制度・票配分のおさらい

まず、今回の総裁選は 国会議員票と党員・党友票を同数(それぞれ295票分) として争う「フルスペック方式」が採用されます。 自由民主党+3自由民主党+3自由民主党+3
つまり、合計で590票分(議員295票+党員算定票295票)を争う格好となります。 Reuters Japan+2自由民主党+2

1回目の投票で過半数(295票を超える票)が獲れなければ、上位2名による決選投票に至る可能性が大きいという見方が多くなっています。 Reuters Japan+2ダイヤモンド・オンライン+2

このため、まずは 議員票と党員票、それぞれで上位に入ること が重要という戦略が各陣営で語られています。 ダイヤモンド・オンライン+2東洋経済オンライン+2

また、2024年総裁選で 石破茂前総裁の得票(「石破票」) を誰が取り込めるかが鍵という指摘も繰り返し見られます。 自由民主党+3ピクテ+3東洋経済オンライン+3


各陣営の報道上の有力支持・動向(報道ベース)

以下は、複数の報道・論評から読み取れる支持傾向・展望です。あくまで「見方」にすぎない点には注意してください。

陣営議員票における勢力党員票(党員・党友票)での勢力コメント・リスク要因
小泉進次郎報道では議員票での支持を強めているとの見方が多い。特に複数の論評で「議員票では小泉氏と林氏が先行」しており、高市氏は議員票で追う立場という記述もあります。 ダイヤモンド・オンライン+3Reuters Japan+3東洋経済オンライン+3党員票でも優勢との報道が複数あります。特に「小泉氏と高市氏が党員票で優勢」という見方も。 フィナンシャル・タイムズ+3Reuters Japan+3フィナンシャル・タイムズ+3ただし、党員票での支持が確実かは流動性が高いと見る分析も。党員への浸透力・末端組織の動きが問われる。
高市早苗議員票では小泉・林らに比してやや劣勢との報道も見られます。 Reuters Japan+2東洋経済オンライン+2草の根支持、保守層との結びつきが強く、党員票での優勢を期待する報道が目立ちます。特に保守・右派層の支持を取り戻す動きとして見られていることが多いです。 Reuters+6ダイヤモンド・オンライン+6ピクテ+6ただし、議員票の取り込みが十分でなければ、決選投票で逆転される可能性。
林芳正議員票で追い上げる可能性を示す報道があります。「議員票での支持を広げている」との記述も複数。 ピクテ+3東洋経済オンライン+3Reuters Japan+3党員票ではやや不利との見方が多く、党員浸透力に課題ありという観測も。議員票で上位に残れれば、決選投票で勝負できるポジションをとる可能性。
他候補(小林鷹之、茂木敏充)支持基盤拡大に動いてはいるものの、報道では上記3候補ほどの勢いはなく、“票割れ要因”とみられることも多い。 ダイヤモンド・オンライン+4毎日新聞+4東洋経済オンライン+4党員票でも上位まで届く力を持つとの報道はあまり見られません。決選投票に残れれば、推薦票・引き合い票を取り込む可能性も。ただしまずは上位2名に入ることが課題。

また、報道では以下のような補足・注目点も頻出しています:


推測される数字・比率のレンジ(報道ベース “感覚的” 推定)

確定数字は報道されていませんが、複数報道から逆算すると下記のようなレンジをイメージする見方があります(あくまで参考的)。

  • 議員票:小泉氏・林氏がともに 50~90票台 を争う可能性が指摘されており、高市氏は議員票で 30~70票台 程度と見る見方もあります。
  • 党員票(算定票):高市氏・小泉氏が 60~90票台 を競るとの報道。
  • 総得票(議員+党員):1回目で過半取れるかどうかは “ぎりぎり届くか届かないか” の激戦という見立ても多く見られます。

ただし、これらの数字レンジは「報道による示唆」からの見立てであり、実際の票数とは異なる可能性が高いです。

もしよければ、各報道機関(朝日、毎日、読売など)が出している支持率調査や自民党員アンケートの数字データをさらに探して深掘りできますが、進めましょうか?

あなた:
お願いします。

ChatGPT:
調べた範囲では、自民党員/有権者世論調査として報じられているデータはいくつかあります。ただし、これらは「総裁選有権者(=党内議員・党員・党友)」ではなく、一般有権者や自民支持層を対象とした調査が中心で、実際の議員票・党員票にどこまで反映するかは不透明です。
以下、主な調査結果とそれに基づく分析を示します。

主な世論調査の結果

調査実施日/期間対象調査項目主な結果
時事通信(報道引用)9月12~15日一般有権者次期総裁にふさわしい候補小泉進次郎:23.8%、高市早苗:21.0% 東洋経済オンライン
NNN/読売新聞9月13〜14日一般有権者同上高市早苗:29%、小泉進次郎:25% 東洋経済オンライン+1
朝日新聞(全国調査)9月20〜21日一般有権者次期総裁にふさわしい候補高市:28%、小泉:24% 文化放送+1
毎日新聞9月20〜21日一般有権者次期総裁にふさわしい候補高市:25%、小泉:21% 文化放送
JX通信社 × 選挙ドットコム9月13〜14日混合(電話/ネット)候補支持・ネット調査では高市氏24.5%、電話調査では小泉氏26.7%が1位。年齢層による支持傾向の違いが明らかに。 選挙ドットコム
自民党員対象(日テレ)不明自民党員次期総裁にふさわしい候補小泉氏:32%でトップとの報道あり X (formerly Twitter)
自民支持層限定(共同通信)不明自民支持層各候補支持小泉氏:36.0%で首位との記述がある X (formerly Twitter)

分析と注意点

これらの調査を見ると、以下のような傾向や注意すべき点が浮かびます。

  • 一般世論では高市早苗がややリードするケースが多いという報道が複数あります。朝日新聞、読売新聞、NNN/読売などでは高市氏優勢という結果が目立ちます。 文化放送+2東洋経済オンライン+2
  • 一方、自民支持層・党員層を対象とした調査では、小泉進次郎が上位となることも報道されています(例:自民支持層限定調査で36.0%など) X (formerly Twitter)
  • ネット調査 vs 電話調査で支持分布が異なるという指摘もあります。若年層では高市氏支持が比較的強く、電話調査(高齢層寄り)では小泉氏が優勢という傾向も報じられています。 選挙ドットコム
  • これらの調査は「意向」「支持率」であり、実際の議員票・党員票(特に無記名投票・組織票・派閥動向など)には大きなズレが出る可能性があります。

たとえば、自民党公式方式では全国の党員・党友票を「算定票」に転換して党員票295票分に配分する仕組みがあり、地方組織・末端活動力・浸透状況が大きな影響力を持ちます。 Nippon+1

また、決選投票に進んだ場合には、議員票の重みが増すルールもあるため、議員票での支持を固めた候補が有利になる見方もされています。 Nippon+2ピクテ
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ChatGPTのバージョンが最新版GPT-5になったからなのか、回答はとてもわかりやすく整理されています。ChatGPTの回答は以下だったのです。

「最も可能性が高い」シナリオを挙げるならば、小泉進次郎が次期総裁・首相になる可能性が高いという観測が多い、というのが「世論・報道ベース」の見方です。ただし、高市早苗が草の根層を固めて逆転する筋も十分警戒すべきシナリオです。

最初にお話しした誰でもわかる論理で結末が高市新総裁が誕生するのには、ChatGPTが言う草の根層を固めて逆転する筋ももちろんですが、この結果をもたらしたのは二人の人物だったと思います。

一人は、麻生太郎氏です。決選投票では党員票で1位の候補者に投票しろと指示したのですから、わかりやすいです。
もう一人は、京都大学教授の藤井聡氏です。第2次安倍内閣で2012年から2018年まで内閣官房参与を務めました。今回、小泉氏が党県連会長を務める神奈川県で高市氏を支持する人を中心に党員826人が「勝手に離党されていた」とする文春報道の前日に、偏向のない情報源から他にもこのようなことがないのか、公平であるべき選挙の根幹を揺るがすようなことではと、SNSで投稿していました。そして、次の衆院選は「高市新総裁なら250だが、小泉氏だと188に減る」と独自シミュレーションを公開しました。この情報は決選投票時の自民党議員への投票に影響したのではないのかな?・・・と私は思いました。

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