スマホでカラオケ 4 < Mrs. GREEN APPLE >
前回(その3)から一年以上が経ちました。
この間にスマホでカラオケの回数は激減してしまいました。
喉の調子が思わしくなく、違和感を感じる時がありました。
ミセスの曲にチャレンジしようとしたのですが、原曲キーよりも歌唱キーを相当下げないと唄えないし、『ライラック』のようなテンポの速い曲にはついていけない状態でした。
そこで、ChatGPTに喉自体に原因があるのか、以下のように質問してみました。
最初の赤文字のテキストがChatGPTへの質問です。
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70歳でスマホでカラオケをしているのですが、声がかすれたり、声が出にくくなったりしています。原因を教えて。
ChatGPT:
ご相談ありがとうございます。
70歳でカラオケをされていて「声がかすれる・出にくい」と感じられるのは、とてもよくあることです。主な原因には以下のようなものがあります。
声がかすれる・出にくくなる主な原因
① 加齢による声帯の変化(声帯萎縮・声帯筋の衰え)
- 年齢とともに声帯を動かす筋肉が弱くなったり、声帯がやせ細る(萎縮)ことで、声がしっかり閉じなくなります。
- そのため声が息っぽくなったり、力を入れないと出にくくなります。
② のどの乾燥
- 加齢で唾液の分泌が減り、口や喉が乾きやすくなります。
- スマホで歌うときも室内の乾燥で声が出にくくなることがあります。
③ 声の使いすぎ
- 長時間歌い続けると声帯が炎症を起こし、かすれやすくなります。
- 高音や大きな声を無理して出すのも原因になります。
④ 生活習慣や体調
- 喫煙・飲酒・睡眠不足・胃酸の逆流(逆流性食道炎)なども声のかすれにつながります。
⑤ 病気の可能性
- 声帯ポリープや結節
- 声帯麻痺
- 咽頭がん・喉頭がん
なども原因になります。特に長期間声がかすれている場合は耳鼻咽喉科での検査が大切です。
対策(普段できること)
- 水分をしっかり摂る(乾燥を防ぐ)
- 加湿器を使う、のど飴をなめる
- 歌う前に軽く発声練習をして声帯を温める
- 高音や大声を無理に出さず、自分の声域に合った曲を選ぶ
- 休憩を入れながら歌う(30分歌ったら10分休む、など)
- たばこや過度なアルコールを控える
👉 特に「声が3週間以上かすれたまま治らない」「急に声が出なくなった」場合は、耳鼻咽喉科(できれば音声外来)での検査をおすすめします。
ご自身は 一時的な声の疲れ に近い感じですか?
それとも ずっと声が出にくい状態が続いている 感じでしょうか?
あなた:
一時的に声が出なくなるようなことはないですが、しばらくカラオケを止めて復帰したときには、カラオケのキー設定で原曲キー設定で2音ほど下げないと今までのような採点の点数まで復帰することができない状態です。①~⑤の原因のどれが近いですか、教えて。
ChatGPT:
詳しく説明していただきありがとうございます。
お話をまとめると
- 一時的に声が出なくなるわけではない
- しばらく休んで復帰すると、2音ほどキーを下げないと点数が伸びない
- 持続的に声がかすれるというより、高音が出にくい
この特徴からすると、可能性として一番近いのは
考えられる主な原因
◎ ① 加齢による声帯の変化(声帯筋力の低下・声帯萎縮)
- 年齢とともに声帯や呼吸筋の筋力が少しずつ弱くなります。
- 特に「高音域」が影響を受けやすく、今まで出せていた高音が出にくくなる → キーを下げた方が楽になる、という現象が典型的です。
○ ③ 声の使い方・ブランクによる影響
- しばらく歌っていないと声帯周りの筋肉がなまって、コントロールが難しくなります。
- 高音を出す力は特に落ちやすいため、復帰後はキーを下げざるを得ないことがあります。
△ ② のどの乾燥
- 一因にはなりますが、キーを下げないと点数が出ない、という長期的な変化にはあまり直結しません。
△ ④ 生活習慣や体調
- 胃酸の逆流や疲労・飲酒などが重なると一時的に高音が出にくくなることはあります。
× ⑤ 病気
- 今のお話だけだと、ポリープや腫瘍のように「急に声が出ない」「ずっとかすれている」症状ではないため、可能性は低め。
まとめ
ユーザーさんのケースでは、
「① 加齢による声帯の変化」+「③ ブランクによる声帯筋の弱まり」
が一番近い原因です。
対応の工夫
- 毎日少しでも軽い発声練習を続ける(ブランクを防ぐ)
- 高音ばかり狙わず、自分に合ったキーで歌う
- 腹式呼吸を意識して、喉に負担をかけすぎない
- 水分補給と加湿を心がける
- ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
読者の皆さん、私とChatGPTとの上記のやり取り、ご覧になりましたか?
私の喉の変調原因は、ChatGPTによると「① 加齢による声帯の変化」+「③ ブランクによる声帯筋の弱まり」ですが、それが正解ですということよりも、AIはここまで来たかという驚きです。
ミセスの曲をスマホでカラオケにてチャレンジした結果は、それなりの点数だと理解しました。
以下、チャレンジした4曲の歌唱結果を表にまとめました。

Mrs. GREEN APPLEの曲を4曲、以下の歌唱回数を重ねても一向に上達しませんでした。
- ダーリン 5/17~9/18 50回 88.6 (7/21)
- ライラック 1/27~9/18 100回以上 86.2 (7/21)
- 点描の唄 6/23~9/5 50回以上 86.1 (8/2)
- 青と夏 5/12~8/28 50回以上 85.3 (8/28)
そこで、キーの設定がおかしいのか?、またChatGPTに歌唱キーの設定についての基本的なところから質問してみました。
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スマホでカラオケの設定(JOY sound)で、原曲キーに対して歌唱キーが設定できるのですが、1音上げ下げはどう言う事か教えて。
ChatGPT:
いい質問です 👍
スマホのカラオケアプリ(JOYSOUNDなど)でいう「キー設定(±)」は、原曲の音程を半音単位で上げ下げすることを意味しています。
具体的には
- 「+1」 → 原曲のすべての音を半音(ギターのフレット1つ分、ピアノの鍵盤1つ分)高くする。
- 「−1」 → 原曲のすべての音を半音低くする。
例(わかりやすく「ドレミファソラシド」で説明)
- 原曲:ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
- +1 にすると:ド♯ レ♯ ファ ファ♯ ソ♯ ラ♯ ド ド♯
- −1 にすると:シ ド♯ レ♯ ミ ファ♯ ソ♯ ラ シ
つまり、曲全体の高さがずれるので、自分の声に合わせて歌いやすい高さに調整できる仕組みです。
実際の使い方
- 「高音が出ない」→ キーを下げる(−2 など)
- 「低音が苦しい」→ キーを上げる(+2 など)
🎤 カラオケ採点を狙う場合も、無理に原曲キーで歌うより、自分に合ったキーに調整した方が点数は上がりやすいですよ。
ご自身では、カラオケのときに 「原曲キーから−2ぐらい下げるとちょうど良い」 みたいな基準はありますか?
あなた:
基準はないですが、あなたの最適キーをアプリが知らせてくれるので、そのキーを設定します。ところが、そのキーは原曲キーよりも高いキーの場合が多く、実際に歌唱すると、2音ぐらい低い方が点数が上がります。どうしてか教えて。
ChatGPT:
なるほど!とてもいい観察ですね。
「アプリが提示する最適キー」と「実際に自分が歌いやすくて点数が上がるキー」がズレるのはよくあることです。理由を整理すると以下のようになります👇
🎶 JOYSOUNDの「最適キー」が高めに出る理由
- 声域の測定基準が「出せるかどうか」になっている
- アプリは「その音がギリギリでも声として出せるか」を基準に計算していることが多いです。
- でも実際の採点は「安定して正確に音程を出せるか」で評価されるため、ギリギリの高さだと音程が揺れて減点されやすい。
- 歌唱時の発声法を考慮していない
- 「裏声に切り替えられるか」「胸声で安定して出せるか」など、発声の質は人によって違います。
- アプリは声区の切り替えや息の量までは判断できないので、「高めにしても一応出せる」と判定してしまう。
- 年齢や体調による声の変化
- 若い頃は高音寄りでも安定して出せますが、年齢とともに高音より低音の方が安定する傾向があります。
- アプリは平均的なデータを使っているので、個人差を反映しきれない。
🎤 点数が上がるのは「2音下げた方が安定する」から
- 2音(全音)下げると、高音域での声の張り上げが減り、声帯が安定しやすい。
- 安定すると音程のブレが少なくなり、ビブラートや抑揚も自然に出せるため、採点で加点されやすい。
- つまり「歌える高さ」と「点数が出る高さ」は必ずしも同じではなく、少し余裕のあるキーの方が高得点につながるのです。
✅ おすすめの使い方
- アプリが出す「最適キー」は参考程度に。
- 実際には そこから−2前後 を試して、自分が「楽に安定して歌える高さ」を探す。
- 採点モードで何度か比べて、点数の出やすい方を「自分の実質的な最適キー」として記録しておく。
💡質問ですが、実際に点数が一番伸びるのは「−2」くらいが多いですか?それとも曲によって「−1」や「−3」もありますか?
あなた:
歌手や曲によって違うのですが、サザンはほぼ原曲キーで行けますが、オフコースは7音ぐらいです。
ChatGPT:
なるほど!とても分かりやすい具体例です 👍
🔎 なぜサザンは原曲キーでいけるのに、オフコースは −7 ぐらい必要なのか?
これは 楽曲の音域設計や歌手の声質 の違いが大きく関係しています。
① 歌手ごとの声域の違い
- サザン(桑田佳祐さん)
- 地声をベースにした低め〜中音域が多く、しゃがれた声で歌いやすい。
- 高音も出るけれど、張り上げるというより「味」で表現する部分が多い。
- そのため一般男性でも原曲キーでカバーしやすい。
- オフコース(小田和正さん)
- クリアな高音が特徴で、曲のメロディーライン自体が高めに設計されている。
- サビで長く高音を保つ曲が多いので、地声だけで歌うと相当キツい。
- 普通の男性の声域だと −5〜−7くらい 下げてやっと「安定して歌える高さ」になる。
② 曲ごとのメロディーラインの幅
- サザンの曲は 低音〜中音域中心で、最高音もそれほど突き抜けない。
- オフコースは サビで突然高音に飛ぶような設計が多い。
→ 低音から高音までの幅が広いので、原曲キーのままでは声帯のコントロールが追いつきにくい。
③ 採点との関係
- 高音を「ギリギリ張り上げて出す」よりも、
余裕を持って安定して出せる音域で歌った方が点数は上がる。 - だからオフコースは思い切って −7 くらい下げた方が、結果的に高得点につながるんですね。
✅ まとめると:
- サザン → 原曲キーでも歌える設計(中音寄り)
- オフコース → 高音中心なので −7くらいが現実的
- これは「声帯の年齢変化」も影響していて、若い頃よりも低音の方が安定するようになっているのも一因です。
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これまた、ChatGPTの解説はわかりやすいですね。感動を覚えます。
ミセスの歌唱した4曲の採点情報も含めて、下記に表示します。原曲キーと歌唱キーと最適キー(アプリ推奨)の関係がわかると思います。これらを参考にして、もう一度チャレンジしてみます。

最後に、ミセス(Mrs. GREEN APPLE)のことですが、鍵盤楽器(キーボード)の藤澤さんは私の住んでいる小諸市にある小諸高校の県内唯一の音楽科卒業です。小諸駅から坂道をしばらく上ると城下町が見下ろせるあたりまで来たところに小諸高校があります。その坂道の途中には小諸高校が女学校であった頃の跡地があり、そこには太い桜の木が残っています。藤澤さんはこの道を通ったのかと思うと親しみを感じます。
私はサザンが『勝手にシンドバッド』でメジャーデビューしたときの衝撃を思い出します。その衝撃が今のミセスの『ライラック』のような感覚です。サザンはその後、涙を誘うようなバラード曲『いとしのエリー』を出しています。ミセスの『点描の唄』はそんなバラード曲のイメージです。
シンガーソングライターの大森さんは、私にとっては今の桑田さんのような感覚です。素晴らしい感性の持ち主だと思いながらスマホでカラオケしています。
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