68歳の夢への一歩

プロローグ

2022年12月25日 クリスマスの日、新型コロナのPCR検査で陽性となり、正月を挟んで18日間のお休みをもらいました。

会社勤めの45年間、18日間というまとまった休みをもらったことがなかったので、病床のことを忘れる開放感がありました。

会社勤めが終わった後のことは、余生を家族と一緒に好きなことをして、ゆったりと過ごせればいいな・・・という漠然とした未来を想像していました。

自分の今までの人生を振り返ると、ちょっと物足りない気持ちにもなっていました。

そんな時、2022年12月31日、大晦日の紅白歌合戦、同世代のなじみのメンバーが一夜のためにロックバンドを結成したのかは知りませんでしたが、“時代遅れのロックンロールバンド”という曲を歌っているのを見ました。

10代の頃に“戦争を知らない子供たち”という反戦歌を口ずさんでいた記憶がよみがえり、まさに“時代遅れ”の反戦歌のように聞こえてきました。

当時はベトナム戦争の真っ最中であり、反戦平和運動が盛り上がっていました。

その頃はどうすれば戦争がなくなるのかという深い意味もわからずに、この曲を聴くと高揚していく自分があったことを記憶しています。

68歳になった今、“時代遅れのロックンロールバンド”という曲を聴いて、あの時と同じ高揚感がありました。


どうせ忘れられるちっぽけな存在だけど、埋もれることなく声を出していこうと思いました。

みんなに聞こえるような“声を出す“にはどうしたらいいのだろう。

その時、自分を表現できるホームページやブログを自分で作ってみよう・・・と。

そして、少しばかりの仕事の経験を生かして。

2023年1月1日 “68歳の夢”の最初の一歩を踏み出しました。

追伸

“時代遅れのロックンロールバンド”という曲を“時代遅れ”の反戦歌のように聞こえてきたと言いましたが、この曲自体は決して時代遅れではないと思います。

作詞の桑田さんは人間の欲望をうまく取り入れて、新しい時代を切り開く心のエンジニアだと思いました。


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