2025参議院選挙 サイレントマジョリティー

2025参議院選挙 サイレントマジョリティー 政治・経済(民族・国家的)な話

欅坂46の歌にサイレントマジョリティーという曲があるのを知っていますか。この曲が頻繁に流れていた頃、レンタルしたCDのコピーを車の中でよく聴いていました。
この曲名の意味は「声高に意見を表明しない多数派」のことです。作詞が秋元康で楽曲のセンターポジションは平手友梨奈、今までのアイドルの常識を覆す笑顔のない衝撃的なダンスでした。

本題はそこのことを言いたかったのではないのですが、記憶が蘇ってくると、ついつい脱線して深入りしてしまいます。

今は参議院選挙2025の投票日(7月20日)までの選挙運動期間中です。今回は自民党が今まで国民の声として担ってきた?保守政治が崩壊の危機に晒されているような気がします。

政治を傍観しているサイレントマジョリティーが、今の自民党政権は党内の合意形成が難しくなり、筋の通った政策を打ち出せなくなってきていることを見抜いているかのように見えるのです。もっとも、現状は党内野党が総裁になっているのですもの。

政治分野での私のアイデンティティとして保守政治を語るつもりはないですが、日本人としてのアイデンティティを失いたくない気持ちはあります。そこで、そのことがどういうことか、今回の参議員選挙を通して感じていることをサイレントではなくお伝えして行きたいと思います。

今回、マスコミによる序盤情勢では、立憲民主党・国民民主党・参政党が伸長とのことです。私はその中でも、恐らく急伸する政党は国民民主党参政党だと推測しています。

国民民主党は失われた30年と言われる経済を取り戻すための具体的な手法を提言しています。権力化した財務省の税収に関わる問題を露呈させ、衆議院選挙では103万円の壁という問題提起をしました。好循環な経済を形成するために、恒久的な物価上昇に対しては減税による手取りを増やす政策を打ち出しています。

参政党は日本の長い歴史の中で守り続けてきた天皇や戸籍、家族というような制度的なものを世界の潮流に押し流されることなく、日本の精神と伝統を活かし、調和社会のモデルをつくるとはっきりと政党の綱領として掲げています。選択的夫婦別姓、天皇の母方の血筋を引く女系天皇問題が選択選挙の政策ベースで公約の中に登場してくるようになってきました。結婚の際、氏を変える大多数の女性に対して女性のアイデンティティの扱いが男女平等から逸脱しているという考えがあると思います。しかしながら、そのことに直結するように政策転換を世界の潮流のように扱われることに疑問を持つ私のようなサイレントマジョリティがあるのではなかろうかと思います。本来なら、このことは保守政党である自民党が声高に意見を表明するかと思ったら、マスコミの顔色を窺っている議員も多いのか、統一見解が見えません。

私が政治に求めるものは、日本人としてのアイデンティティを失わずに、世界平和を希求する中でスピーディーに自己実現の夢を体感できるような経済成長を期待しています。
これ、抽象的すぎてわかりづらいですよね。ただ、自分にとって利益となる政党を選挙で選ぶということに尽きます。

国民の意見を政治に反映させる役割を担っているのは、政党利益集団だと思っています。利益集団は、特定の利益を追求し、それを政治に反映させようとするグループです。個人献金、企業献金という手段で直接、政党の活動費として献金することが不正の温床のようになっている問題があります。今回の選争の大きな争点にはならないだろうと思います。

本来、政党は、共通の政治的主張を持つ人たちが集まり、政策の実現や政権獲得を目指す組織です。2024年9月の自民党総裁選挙で決選投票となった石破氏と高市氏とを比べても共通の政治的主張を持つ集団とは思えません。
このブログでの68歳の夢を実現させるために利益集団をつくって投票行動をしようとすれば、具体策を有した経済成長路線を推進する国民民主党か、高市総理を期待する自民党ぐらいしか私にとっては選択肢がありません。

ここまでお話したら、ノイジーマイノリティ(声高の少数派)になったような気がします。サイレントではなく声の大きい少数派でしょうか?

7月20日の投票日、開票結果はどうなりますかね。
政治がどのように変わっていくのか、しっかり見届けたいと思います。

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