前回、会社をつくる(その2)で発起設立のお話をしましたが、「発起人決定書」、「定款」などの作成を急いで、すぐにでも事業をスタートさせたいという気持ちが先走ってしまいました。
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しかしながら、会社をつくること自体の不安材料を取り除いてはいませんでした。それは心配してくれる家族がいるのです。70歳という年です。もう少し若いころにチャレンジしていればよかったのかも知れません。老化は否応なしに進むので、物忘れが多くなったり、聴力が衰えて聞き返すことが多くなりました。家族は本当に大丈夫なの?という心配をしています。余生を一緒に旅行に行ったり、楽しみを共有できる時間が取れるのかな?という心配もあります。つまりは自分中心に老後を考えるのではなく、家族のことも・・・
“亭主元気で留守がいい”(タンスにゴン)とばかりに考えていましたが・・・、本音はそうではなさそうです。
やっぱり、家族は大事です。
そこで、もう少しじっくり考えて、家族が不安にならないよう、しっかりとした構想を練って、家族を第一にし、自分のやりたいことを進めて行こうと決意しました。
私はそもそも何のために会社をつくるのでしょうか?・・・
① 70歳以降も働きたい。
② 老後の安心のために70歳以降も収入を確保したい。
③ 自分の会社をつくってみたい。会社経営をしてみたい。
④ 富裕層のような優雅な生活をしたい。
⑤ 自分の生き様を後世に遺したい。
③と⑤以外は会社をつくらなくても方法はあります。
私の究極の目的は⑤で、このブログの目的と合致します。
つまり、生き様とは何かというところから始まって、日本語としては表現できない“アイデンティティ” という言葉を用いてブログで公開しました。
なぜ、⑤が会社をつくらなくては実現できないのかを説明する必要があるかと思います。
なぜならば、その説明は会社をつくる構想案に他ならないからです。
■ 構想案
SF小説のようになってしまいますが、人類はいずれ“鉄腕アトム”のような頭脳を持ったロボットを開発し、共存するようになる時が来ると思います。人類が地球上の核戦争や彗星の衝突などによって絶滅しなければです。もし、共存できていれば、耐環境に弱い人類に代わってロボットが生き続けるでしょう。それは人類と同じ“アイデンティティ”を有した頭脳を持ったロボットです。
上記のロボットを人類が作り上げるのに、何年かかるだろうかと考えたとき、私が肉体として生存していないことは“火を見るよりも明らか”でしょう。
現在、大学で学ぶようなロボット工学の延長では、アイデンティティを有した脳のロボットへの移植は難しいと考えます。その前段となる生命科学、神経科学のような分野の知識が必要でしょう。そのため、人類の存続のための壮大なテーマのほんの一部分の実現に過ぎないかもしれませんが、“アイデンティティのデータ化”をビジネスのターゲットとします。
製品としては“アイデンティティエントリーシステム”というソフトウェアです。
ニーズがあるのか?ということですが、私の直感として、私のようにアイデンティティを後世に遺したいという人が他にもいると思うからです。ただ、終活の考え方を変える社会変革を起さないとビジネスとしては成功しないと考えます。
今の終活は周りに迷惑をかけないように身辺整理をする“死ぬための準備”がメインと考えますが、私は自分の存在を後世にアイデンティティデータとして遺すため、生存する限りそのデータを更新していく活動を終活と定義したいと考えます。
★AI による概要では以下が終活です。
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終活とは、人生の終わりを意識して行う活動や準備のことで、より良い最期を迎えるために役立ちます。
終活には、次のような目的や意義があります。
・遺された家族の負担を減らす
・自分の残りの人生を充実させる
・今までの自分を振り返り、気持ちを整理する
・今後の人生を自分らしくどう生きるかを考えるきっかけにする
終活では、次のようなことを行うことができます。
・身の回りの不要なものを片付ける
・亡くなった後の財産をどのようにしたいか考える
・介護や医療についての意向を決める
・亡くなったときの葬儀やお墓に関することを決める
・亡くなった後の遺産相続について考える
・エンディングノートを作成する
・遺言書を作成する
終活は必ずやらなければならない活動ではありませんが、最近ではその重要性に気づき、取り組む人が増えています。終活を始めるタイミングは人それぞれですが、気力と体力があるうちから始めておくとよいでしょう。
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上記のような終活が私が考えるアクティブなものに変わって行ったら、きっと遺産は未来への投資に変わっていくものと思います。眠っていたお金が経済を動かす原動力になることでしょう。商品価格設定で原価割れを心配することもないでしょう。
■ 製品開発の肝
このブログで“アイデンティティのデータ化”のビジネスの構想案を示した時点で開発競争が始まることを想定しています。製品開発は時間との勝負だと肝に銘じているからです。Microsoft Teams 用のアバターを知ってから類似の製品企画に至りました。Microsoftのようなガリバー企業が競争相手なら企画する以前に白旗です。類似と言っても目的の根幹が違います。企画をオープンにしているということは短期間では成しえない多くの有識者からの視点によって修正しながらデータ構造を確立していくというものだからです。それは今までの製品と違い、ひな型を有償で販売し、お客様と一緒にバージョンアップしながら完成させていく、そんな製品だからです。
■ 製品のひな型設計
この部分は次回“会社をつくる(その4)”にて説明していきます。
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